あらすじ
主家が移封となり、見も知らぬ新しい土地で、新しい暮らしが始まる。だが、大きく石高も減らされて、沢山の家臣が召し放ちとなり、その中には千鶴の許嫁、佐木弘之進も含まれていた。
復領し、帰封することが出来れば、再仕官が叶う。
松前での再会を約して弘之進は旅立って行った――
瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われてもすゑにあはむとぞ思ふ
崇徳院(百人一首・七十七番/詞花集・恋)
※松前藩の移封と帰封は史実で、蠣崎波響も実在の人物ですが、登場人物達は作者の創作です。
参考文献
『松前藩物語 Matsumae-han Story』 北海道松前町・編/竹村いづみ・絵