あらすじ
一話が平均三千文字、約7~8分で読了できる長さです。全14話。近い未来、あまり突飛ではなく実際にありそうなVR及びXRの物語を書いてみたく挑戦してみました。【以下本編のあらすじ】
(ネタバレが嫌な方は跳ばしてください)
好きな男の子にも告白できず【平凡】な日常を送っている女子高生【奥田麗美】は恋愛や自分の物語が何も始まらないことが少し不満だった。そんなある日、突然現れた【カミジョウ】と名乗る男によって麗美は衝撃の事実を知ることになる。
男は語る。君の住むこの世界は【《REM》】と呼ばれる【仮想世界】であり、バグによって【物語が始まらない】のだと──そして自分は150年後の未来、映画にとって変わる媒体《REM》のバグ修理担当、及び、物語進行役【ストーリー・ライター】であるのだと。
【偽物】であるこの世界を抜け出すためには【物語を作り出し】、自力で【ラストシーンまで】持っていかねばならず、自分はその道先案内人をするために来たのだと男は告げる。
自分の存在が150年後の世界で【本体】が見ているVR映画のアバターでしかないことを悟った麗美は【偽物】であるこの世界を抜け出すために【物語を作り出し】、自力で【ラストシーンまで】持っていこうとする。そこで彼女は【自分自身の本当の姿】を気付くことになるのだが……
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はじめてストーリーを書こうと思った時のことを覚えていますか?
手探りで、起伏がない。続きが思いつかなく挫折する。自分と他人の作品を比べて肩を落とす。行き詰まっても誰も助けてはくれない。誉めてもらいたいのに誉めてもらえない。
ひょっとすると、それってあなたの人生と同じじゃないですか?
初めての感想をもらった時のこと。掛け声、アドバイスや後押しをしてもらったあの時を覚えていますか?
とても嬉しく、少しだけ勇気が出る。もう少しだけ頑張ってみようと思う。もう一歩踏み出そうと思う。
ひょっとしてそれもあなたの人生と、同じじゃないですか?
この物語はそんなあなたのために送る物語です。
この物語の最後には急なカーブが潜んでます。ひょっとしたら、あなたが思ってもいない場所へと辿り着くかもしれません。
「さあ、物語を始めよう──」