あらすじ

ギター講師として働くミオは、本当は“書くひと”になりたい。  雨の古本屋で出会った文筆家・菊池から、生活のリズムで言葉を立ち上げる「現在形」を学ぶ。  一方、誠実な恋人・祐樹は“毎日一行”を欠かさないが、そのやさしさが時に角度を持ち、土曜の白い四角は圧に変わる。  サイン本の〈一行〉、猫・だいふくという句点、初めての自作曲『羽を奪われた鳥』——音と沈黙の置き方を掴んだとき、三人は同じ部屋で違う視界を確かめ合う。  即答の約束ではなく、「共同の一行」を選ぶ二人。  名を呼べば風が返事をする、その現在形の物語。

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カクヨム
カクヨム2025/10/22
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