あらすじ
1888年、2月某日の深夜。諮問探偵シャーロック・ホームズとその助手、医学博士ジョン・ワトソンの元へある依頼人が訪れた。その人物は嘗て幻想によって引き起こされた事件の渦中にいた者──ザ・バード・オブ・ヘルメスだった。
ホームズが数週間前に解決した『緑柱石の王冠』事件の依頼人、アレキサンダー・ホールダーが何者かに散弾銃で頭を撃ち抜かれて死亡した。ヘルメスはそのホールダーの遺体を発見した、即ち第一発見者になってしまったという。
「端的に言うと、殺人の罪を着せられたかもしれません」
その一言に端を発した凄惨な殺人事件。不可能犯罪に思える密室での殺人。事件の背後にはある人物からの脅迫が──捜査に乗り出したホームズとワトソン、そしてメアリーを待ち受ける真実とは? その謎を、解体せよ。
【スペシャルサンクス】
ザ・バード・オブ・ヘルメス様
いつも仲良くしていただいてるフォロワー様 笋様よりお貸しいただいております。いつも遊んでくださって本当にありがとうございます!
【主な登場人物】
シャーロック・ホームズ
ベイカー・ストリート221Bに住む世界最高の諮問探偵。バリツマスターなので殴れる蹴れる戦える。ワトソンとメアリーの影響で魔術にも造詣がある。
ジョン・ワトソン
同じくベイカー・ストリート221Bに住み、ホームズの助手をしている医者。その正体は原生神秘・原初の泡『アンシーリーコート』。雌雄同体の人魚、あるいは海竜と定義される不滅の神秘生命。
※作品はワトソンの視点で進行します。
メアリー・モースタン
神秘管理局に所属する魔術師殺しのプロフェッショナル『神秘秘匿執行官』。魔術師からは死神の如く恐れられ、「鉄の雨(アイアン・カーテン)」という物騒な綽名をつけられている。ワトソンの婚約者、あるいは妻。
ザ・バード・オブ・ヘルメス
純血貴族『鳥の一族』を統べる当主。霞色の神秘的な馬子であり、自ら望んで幻想の住人となった回帰者。
今回ホームズの元へ事件解決の依頼を持ち込む。
※笋さんよりお借りしております。いつも本当にありがとうございます!