あらすじ
魔法の世界「エーデルワイス」に一人寂しく暮らすエルフの名は「ローザ」
エルフの伝統。それは8の倍数の誕生日に「神の宿る桜の木へ祈りを捧げに行くこと」だった。16歳の誕生日、ローザも伝統に従い桜に祝詞(のりと)を捧げる。しかし最後にこぼれた言葉は母への想い。
その瞬間、目の前が桜吹雪と光に包まれた。目を開けたると――そこは令和の東京だった!?
混乱するローザに声を掛けたのは、まだ陰陽師の末裔であることを知らない蒼(あおい)。困り果てたローザを見捨てることはできず、家に連れて帰る。
運命的な出会いの末に「蒼の先祖である陰陽師が何かを成し遂げた」ということを知った2人。家に眠る古い日記に記されていたのは「ローザ母の過去」と「異界召喚」について。2人はこの謎に巻き込まれていく。
古い日記に記された江戸時代。召喚されていたのはかつての母。ローザの母はなぜ呼ばれ、なぜ娘に真実を語らなかったのか。
ローザは元の世界へと戻るために「母の過去」と「日記の謎」を読み解いていく。一方で蒼との生活は、森での孤独な日々を忘れさせてくれる幸せな日常になった。すべてを知るとき、2人の運命の行く末とはーー。
※「史実とは異なるフィクションです」