あらすじ
親友歴10年。
家族よりも近くて、恋人よりも遠い、そんな“となりの存在”だった彼と私。
休日のドライブも、深夜の電話も、旅の計画も、
ぜんぶ「親友だから」で片付けてきた。
けれどある夜、ふとしたきっかけでその関係がほどけはじめる。
旅先の静かな宿。
波音と月明かりの中で重なった唇。
それは衝動なんかじゃなかった。
ずっと、互いにしまい込んでいた本当の気持ちが、
ついに言葉を超えて溢れ出しただけだった。
“好き”を知らなかった二人が、
“信頼”の先に恋を見つけるまでの、
静かでやさしい、大人のラブストーリー。