あらすじ

ここは、スキルの優劣が人生の全てを決める世界。 十五歳の“審判の日”、俺、アッシュに与えられたステータスは、誰もが目を疑うものだった。 《アッシュ:Lv.1》 《攻撃力:0》 《防御力:0》 《スキル:測定不能(アンノウン)》 攻撃もできず、防御もできない。前代未聞の“最弱”ステータス。 俺は貴族の家から勘当され、冒険者パーティーでは「生きてるだけのサンドバッグ」「囮にすらならないゴミ」と罵られ、追放された。 もう、生きる意味なんてない。 全てを諦めた俺が、路地裏でゴロツキに絡まれた、その時。 男が振り下ろした渾身の拳が、俺の顔面に叩き込まれた――瞬間。 「グギャァァァッ!!」 悲鳴を上げたのは、男の方だった。 まるで鋼鉄を殴ったかのように、彼の腕はありえない方向に折れ曲がっていた。 俺は、無傷。痛みすらない。 ――そう、俺のスキル【等価報復(フルリベンジ)】は、ありとあらゆるダメージを**“100%”**相手に反射する、究極のカウンタースキルだったのだ。 物理攻撃、魔法、呪い、毒…その全てが、俺を“経由”して、放った本人へと寸分の狂いもなく跳ね返る。 俺は、ただそこに“いる”だけでいい。敵が強ければ強いほど、その一撃が強力であればあるほど、相手はより速く、より確実に、自らの力で自滅していく。 これは、世界で最も戦う気のない俺が、ただ立っているだけで最強の敵を打ち破り、いつの間にか世界最強と崇められるようになってしまう物語。

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カクヨム
カクヨム2025/10/21
  • 現在の作品測定不能の落ちこぼれと蔑まれた俺、実は「攻撃力0、防御力0」の代わりにダメージ反射率100%”のカウンタースキル持ちだった