あらすじ
真行寺ケイは、異星人のヴィスに請われダール星を訪れる。
そこでの役目は、別の惑星から連れて来られたエル、ミーク、ギンダーとともに旅をすること。
ダール星は不幸な過去があり、かつて交流が盛んだった4つの大陸が今は不干渉を貫いている。
星は寿命が近づいており、和解をするために各大陸を巡ってほしいとヴィスは言う。
だが旅を続ける中で、ヴィスに対する疑念が生じてくる。
地球を含め、エルやミークたちの星の始祖はダール星の住民たち。
ところが各大陸では、過去を悔いる形で人々が人間以外のものに姿を変えていた。
20万年前、ダール星はビガー星と抗争を繰り広げていたが、休戦を申し入れられる。
意見が分かれる中、一旦は休戦へと向かうが、一部の勢力が謀反を起こしてビガー星を破壊してしまう。
この暴走行為がきっかけでダール星では内紛が勃発。
以来、各大陸はそれぞれを「ないもの」としているが、ケイたちは彼らの痛みを感じつつ最良の選択を模索する。
やがてある大陸の住民たちが、贖罪としてビガー星の再生に向かったことが分かる。
一方、ヴィスへの疑念が晴れるとともに、ケイたちが交渉役となったことで、各大陸が再び繋がる兆しが見えてくる。
一旦、役目を終えたケイは地球へ帰還。
が、ある日、ヴィスが姿を現す。
かつて宇宙の方々を調査した際、ヴィスは興味深い文明の痕跡を目にしたという。
興味を引かれたケイは探査チームを組むが、遠く離れた銀河の間で、共通の様式を持つ遺跡がいくつも点在することが判明する。
さらに調べていくと、どこの星でもほぼ同じ伝承が残されていることにケイは気づく。
宇宙には竜が存在し、水の惑星を作る。
すべてはそこから生まれたハラカラだったのだ。
しかし竜はある目的で幽閉されていて、ケイたちは奪還計画を実行する。
苦闘の末、自由を手に入れた竜は再び宇宙へ旅立っていく。