あらすじ
長い旅路の末、一平とパールはようやくトリトニアへ辿り着いた。
もうこの後はトリトニアの首都トリリトンにあるというパールの家を探すだけだが、病弱で殆ど出歩いたことのなかったパールは自分の家がどこにあるのか把握していない。
口にする情報もものすごくあやふやで心許ないが、それ以上にパールの心を悩ませているのは秘密を告白しなければならないという焦りだった。
パールは自分の素性についてこれまで一度も口にしたことがなかったのだ。
この先どうあっても黙っているわけにはいかない、自分がこのトリトニアの王女であるという事実を…。