あらすじ
世界最高峰の英知が集うシグルド魔法学園。
その頂点に君臨するのは、プラチナブロンドの完璧な美貌を持つソフィア・ローウェル。
幼い頃、美しさゆえに翻弄され、捨てられた母の姿を見て育ったソフィアは、男に依存せず自立して生きることが目標だった。
だからこそ、彼女は言い寄る全ての男を拒絶し、血の滲むような努力をし続けていた。
しかし、そんな彼女を揺るがす男、高位貴族のレオン・アルスガルドがソフィアの計画を阻む。
白皙の美男子で、権力も、地位も、実力もあるレオンに、ソフィアは良い感情を抱けない。
そしてついに成績で主席を奪われたその日、彼はよりにもよって、ソフィアにこう告げた。
「ソフィア。僕は、君が好きだ」
負けている相手からの告白は、ソフィアの誇りを木端微塵に打ち砕いた。
彼女は、どす黒い感情から誰も成し得ない無理難題の試練を突きつける。
「私と付き合いたいなら、トリプルクラウンを達成しなさい」
ソフィアは、レオンが諦めることを確信して、無理難題を押し付ける。
だがレオンは、その無理難題を全てクリアしてきた。
「優秀で前しか見ていないあなたの目に止まるには、僕はその前を歩くしかなかった。君は、君のままでいいんですよ」
ヒロインのトラウマを、ヒーローが努力と溺愛で包み込み癒していくお話。