あらすじ
会社でも、召喚先の王宮でも、私は「おまけ」だった――。
職場では年上社員のおまけとして扱われ、異世界へと召喚されたときも「彼女のついで」。しかも魔法の才も神託も持たない私は“無能”と罵られ、召喚から数日で王城を追放されてしまう。
絶望の中、雪の降る森で倒れていた私を助けてくれたのは、隣国の王子・レオン。
彼は過去も肩書きも問わず、「君自身を大切にしたい」と言ってくれた。彼の国で暮らし始めた私は、読み書きを教えたり、子どもたちと一緒に未来を描いたりと、小さな幸せを積み重ねていく。やがてその“ちいさな一歩”は、街全体を変えるほどの大きな奇跡へとつながっていく――。
誰かに必要とされなかった私が、“自分の力”で生き方を見つける物語。
愛されて、信じられて、守られて……いつしか王子の隣は、かけがえのない私の居場所になっていく。
「君となら、どんな未来も怖くない」
――“無能”から始まる、溺愛と再生のスローライフファンタジー。