あらすじ

私の夫、王太子であるジークフリート様は、最近召喚された聖女様にご執心です。 公務も放り出し、四六時中彼女のそばに侍っています。 そしてついに、彼は私にこう告げました。 「リゼット。私は聖女様と真実の愛を見つけた。お前との婚姻は間違いだった。離縁する」 国家間の契約であったはずの私たちの結婚を、なんと身勝手な理由でしょう。 ですが、私も都合が良いのです。 こんな冷酷な王太子の妻でいることには、とうの昔に疲弊していましたから。 「はい、喜んで離聞いたします! 聖女様とどうぞお幸せに」 満面の笑みで即答した私に、殿下は一瞬呆気にとられていました。 彼は私が泣いて縋るとでも思っていたのでしょうか。 さあ、これで自由です。私は私の道を行くまでです。

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カクヨム
カクヨム2025/10/21
  • 現在の作品聖女様と結ばれたいのですね。はい、喜んで離縁いたします!