あらすじ

侯爵夫人として嫁いで三年。 夫であるアルフレッド様は、私のことなど一度も顧みませんでした。 彼の視線の先にあるのは、いつも彼の義妹であるイザベラ嬢だけ。 「イザベラが病気だから」「イザベラが寂しがるから」 そう言って、夫婦の約束はいつも反故にされてきました。 そして今日、彼は言ったのです。 「すまないが、イザベラが君と同じ家に住むのは辛いそうだ。離縁してくれないか」 義妹の我が儘のために、私を追い出すというのですね。 もう我慢の限界でした。 「ええ、結構ですわ。こちらが私の署名済みの離縁届です」 ずっと前から準備していたそれを突きつけると、彼はなぜか酷く驚いた顔をしていました。

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カクヨム
カクヨム2025/10/21
  • 現在の作品義妹が可愛いなら結構です。この離縁届、受け取ってください。