あらすじ
安室さんの『CELEBRATE』という題がついてついているけれど、「タイムマシンを買った」というシリーズの二つ目で、経済社会派とでもいうべきタイムSFの掌編小説。
「悪のタイムトラベラーによって狂わされた現在を修正し、日本のあるべき幸福な世界を取戻し実現するというお話。
安倍政権のお抱え経済学者、浜田宏一(内閣官房参与)氏は、二三年前かな、
「国が豊かになって民が貧しくなっては意味がない」といって現状を半ば嘆いておられた。
このSFは未来のある時点での日本の出来事という雰囲気になっている(作者はそのつもり)。作品を書く過程で現実社会ともちろん関係していると思われる。
その一つの種を明かせば、作者の心理的な面持ち、官僚主義と民主主義の関連、
「国や自治体が貧しくなって、民が豊かになって、世界は幸福になる」ということが反映されている。
なお、表紙画像は、素材やさんPAKUTASOの小林央さんの「日輪と美瑛の一本の木」から。(https://www.pakutaso.com/20160956252post-8965.html)から。