あらすじ

「武芸者とは不自由で不便な生業だ。道を知っているはずなのに、いつのまにか見失う。その地にたどり着いたものがどれだけあるのか、たどり着けたのかは誰も知らない」こんな風に誰かが語った。 あらゆる異世界の「武芸者」たちが「何時でもない何時か、何処でもない何処か」と呼ばれるこの世界に流れ着く。そして流れ着いた者たちは皆「あの場所」を目指していると答えるのだ。  この世界には「対爾核(たいじかく)」という謎の建造物が遥か昔から存在しており、ここに棲む五傑と呼ばれる遣い手に勝利し「月輪に星に久留子」「竜剣の丸」「蝶車」「破軍星立て兜」「九曜巴」の五つの紋を得ることが出来れば、望む場所に行くことが出来るという伝説があった。  ある日、晴天の雷鳴とともに異世界から一人の来訪者があったが伝承とは異なり彼女は武芸者ではなく、元の世界の記憶を喪失した飛行機乗りであった。このイオリ・ツキオカという奇妙な来訪者は、命を救ってくれたヲリョウの下で生活をしながら元の世界への帰還する方法を模索し、この「対爾核」の伝説を知るや、これが帰還の唯一の機会ととらえて無謀でしかない挑戦を決意する。  ここで、ひょんなことから知り合った同じ伊呂波の間借人であり、武芸者マサナ・ゼンヤを「師匠」として研鑽の日々と五傑への挑戦が始まる。しかし、この男(おっさん)にも何やら訳ありで…?  イオリは五傑の奥義・異能(十文字片鎌槍、居合、幻術、介者剣術、二刀)を打ち破ることは出来るのか、無事に帰還は叶うのか…?自分が目指す場所はどこだ?自身と向き合え、技を磨け、そして…勝て! 【ノベルアップ+掲載作品】

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カクヨム
カクヨム2024/01/13
  • 現在の作品対爾核