あらすじ

ここは、スキルが“料理”のように生まれ、人々がそれを喰らって己が力とする世界。 そして、その価値を見極める“美食家”こそが、パーティーの頭脳であり、支配者だった。 俺、トウジのスキルは【味見】。 ダンジョンで手に入れた未鑑定のスキルオーブを、文字通り“味わう”ことで、その効果を判定する。 しかし、俺の味覚は他の美食家と違いすぎた。誰もが絶賛するS級スキルを「後味が悪い」と言い、誰もが見向きもしないF級スキルを「最高の隠し味がある」と評価する。 「お前の味覚は狂っている!パーティーのお荷物だ!」 俺は、所属していたS級美食家パーティー「美食の探求者」から、そう罵倒され追放された。 ――だが、連中は知らなかった。 俺の舌が味わっていたのは、スキルの“効果”などではない。 そのスキルの**“本質”と“将来性”、そして、スキルに宿る“呪い”や“副作用”という名の“腐敗臭”**そのものだったということを。 これは、味覚という最も原始的な感覚だけで、あらゆる才能の真贋を見抜き、腐った才能(ゴミスキル)を最高の逸材(ゴッドスキル)へと調理する、世界で唯一の“スキル・ソムリエ”の物語。

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カクヨム
カクヨム2025/10/20
  • 現在の作品「お前の“味見”は当てにならない」と美食家パーティーを追放された俺、実は“スキルそのもの”を味わえる世界唯一の鑑定士だった