あらすじ
この世があまりにカラフルだから、
いつも何かに怯えてた。
この世があまりに鮮やかだから、
いつも心が躍ってた。
正しくあれば正しくあるほど
自分を苦しめていくこの世界で、
何を希望に歩めば良いのか迷った時、
そっと光が差し込んだ。
-正しい人が正しくあれる世界の方が素敵だよ。
-でも人間そんなに強くない。
-だからきっとまた南緒は苦しむと思う。
-でもそんな時は俺に言ってよ。
-南緒は正しい、何も間違ってないって自信を持って伝えるよ。
その言葉はまるで讃歌のように鳴り響き、
哀しみの果てに、心が旋律を奏で始めた。
並行に伸びる2つの世界線が魔法のように結ばれた時、
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらずように、
2つの未来を光の星へと導いていく。
夢じゃないから尊く、現実だから痛い。
それでも前に歩むことで、僕らはきっと輝ける。
誰かと生きることは、夢なんかじゃない。
現実でこそ叶う、最も確かな奇跡。
そんなささやかな奇跡を信じることで
きっと僕らは生きていける。