あらすじ
撃墜王と呼ばれた伝説のパイロットは、
よく晴れた冬の日────大空の塵になった。
一人の息子を遺して。
十数年前、太平洋上に突如現れた謎の浮遊要塞ノアゼ。
その前線基地の一つであるフューリィ基地の特務飛行戦隊、通称ハーモニー戦隊にとある青年が着任する。
霧丘リヒト。過去の記憶とその痛みに苦しむ彼を救ったのは、大破して後保管庫に眠っていた亡き父の愛機 Phoeri-Ⅱ (呼称フェリト)だった。
十年が経っても尚謎とされている父の死の真相を求めて、リヒトは Phoeri-Ⅱ と共に広大な空へと舞い上がる。
父は何故、自分ではなく物言わぬ機械を選んだのか。
何故ノアゼは、地球を侵略しようとするのか。
戦いの最後に示される【答え】とは。
「『ぼくも飛ぶ。父さんみたいに────』」
未知の敵に立ち向かう前線基地を舞台に繰り広げられるSFストーリー。
※1~16「前日譚」17~「本編」