あらすじ
安済独真(あんざい・どくま)はレトロゲームオタクである。
最新ゲームを追い続ける現代人たちを尻目に……
独真は毎日、自室で電子音の鳴り響くレトロゲームをプレイしていた。
お気に入りのジャンルは、レトロRPG。
昔のゲームならではの高難易度と、全滅すればセーブポイントからやり直しというスリル。
そんな中、独真は「即死魔法」を愛用していた。
HPの大小に関係なく、一発で敵を倒せる魔法。
しかし、そもそも生命を持たないアンデッドの敵に効果はない。
そこで──「一刀両断」。
ゾンビや幽霊のモンスターですら瞬殺する、経験値や所持金を稼ぐ最大効率の攻撃。
独真はこう思った。
「こんなのが最初から使えたら、ラクなんだけどな……。」
暴走したロボットが「モンスター」として討伐対象の、機械文明が発達した異世界。
一刀両断のレトロゲーマー剣士「ドクマ」。
時代遅れで機械オンチな妖狐の美少女(?)「ユウリ」。
ふたりのジェネレーションギャップを克服する旅が、今始まる──