あらすじ

月明かりの畑道を歩く二人の少女。 葵の背中には、黒いリュックとボストンバッグ。その中には、彼女が殺した人の残骸が入っていた。 理由を問わず、ただ「一緒に行く」と言った杏奈。 夜の静けさの中で、葵は罪を語り、杏奈はそれを見届ける。 暴力に壊された家庭、誰にも救われなかった少女の選択。 そして、共に過ごした最後の夜の中で、二人が見つける“赦し”のかたち。 月に叢雲、花に風——。 美しいものほど壊れやすく、そして儚い。 罪を埋めた夜が明けるとき、残るのは闇ではなく、光の記憶。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2025/10/19
  • 現在の作品月に叢雲花に風