あらすじ
『RE:LAY ― 第一章《最後の約束》
芸能界の頂点を駆け抜けた姉・歌原レイラ。
その背を、憧れと敬意のまなざしで見つめ続けてきた妹・彩。
光と影、表舞台と日常――見る世界は違っても、
二人は互いに支え合い、生きてきた。
彩は姉のようになりたくて、
外国語を学び、姿勢や所作を磨き、
毎朝、レイラが考案した“レイラ体操”を日課として続けていた。
それは遠い憧れに手を伸ばす、ささやかな祈りでもあった。
──「一緒にランウェイを歩こう」
それが、姉妹が最後に交わした約束。
しかし、その約束は叶うことなく、
レイラは突然この世を去る。
残された彩は、姉の“光”を胸に、
彼女が生きた世界へと歩き出していく。
これは、死してなお妹を導く姉と、
その想いを継ぐ妹の、再生の物語。
第一章では、レイラの生前を描きます。