あらすじ

2080年4月1日、全世界中継の公開答弁で――日本の内閣総理大臣・友沢一通は米大統領を射殺し、世界は第三次世界大戦へ転げ落ちた。研究室に取り残された佐藤優作は、ようやく完成した意識逆行装置〈アノード〉で銃声の三十日前へ跳ぶ。目的は“世界の救済”ではない。虐待の影に育ち、誰にも見抜かれなかった友沢の歪みを、友として止めること。約束の続き、校庭の夕焼け、均一すぎる笑顔――過去の断片が新たな意味を帯びるとき、因果は春にほどけ始める。 「引き金の前に君がいた」――もう一度、はじめて出会う物語。

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カクヨム
カクヨム2025/10/19
  • 現在の作品アノード―世界を変えた装置―