あらすじ

今はもう、誰の記憶にも残らない——。
街外れの山の奥、深い深い森の中に、ひっそりと古びた神社があった。

ある日、土砂崩れによって崩れ落ちた祠。
長き年月、誰にも知られず守られていた結界が、ついに破られてしまう。

そこから現れたのは、かつて人々に畏れられ、崇められた伝説の妖狐——。
……の、はずだった。

だが封印の年月はあまりに長く、彼女の力はすでに失われていた。
現世に現れたその姿は、金色の狐耳とふわふわの尻尾を生やした、小さな幼女。

「むぅ……妾の力が、こんなにも……。ぬし、妾を助けてくれぬかの?」

こうして始まるのは——
ひとりの青年と、記憶の彼方から戻った小さな妖狐の、不思議であたたかな日々

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アルファポリス
アルファポリス2025/10/19
  • 現在の作品千年狐と隣りの君