あらすじ

最近、ちょっと変わった話を耳にした。  あるマンションのエレベーターが、どうやら普通じゃないらしい。  住人たちは普段通り六階や五階のボタンを押すのだが、時々、誰もいない階で止まったりするというのだ。まるでオカルトめいた話だ。    噂では、そのエレベーターは――異世界と繋がっているのだという。  もちろん、信じている人はほとんどいない。冗談や都市伝説の類だろうと片付ける人ばかりだ。  けれど、実際に体験したという人間は、口を揃えてこう言う。  「見えない霧に包まれて、誰もいない恐ろしい世界に迷い込んだ」と。

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カクヨム
カクヨム2025/10/19
  • 現在の作品ユリが枯れた夏