あらすじ
「――知っていますか?お着物や和柄の小物に描かれている絵には、一つ一つ意味があるのです」
手描き職人として着物に命を吹き込んでいた少女、和花の右手には、秘密があった。
その秘密を隠しながら、和花は愛のない婚約を受け入れ、帝都にある老舗呉服屋に嫁ぐ。
そこで彼女は自らの感情を封じ込み、淡々と日々を“こなす”だけの生活を送っていた。
暗い道を手探りで歩くような日々。
そんな和花の前に現れたのは、陽だまりのような名家の御曹司だった。
彼との出会いは、和花を色彩豊かな世界へと導いていく――
これは、青年との出会いをきっかけに「自分の人生」を色鮮やかに描きはじめた少女の愛と彩りの恋模様物語…
以前書いていた、「彩色の恋模様」を改稿しました。
キャラクター設定などはあまり変えてはいませんが、お話の内容は大きく変更しています。
また違った作品として楽しんで頂けたら嬉しいです!