あらすじ

七歳で神から授かったのは――最も価値がないとされる“緑の魔法”。 それが原因で家は没落し、領地は奪われ、家族は散った。 少年リオンは、すべてを失った先で“森”に辿り着く。 そこは人が恐れ、滅びた文明の残骸が眠る土地。 誰も近づかぬはずの森で、リオンは不思議な声を聞く。 木々は彼に応え、花は咲き、風は歌い、命が芽吹いた。 やがて彼は知る―― 緑はただの「農耕の色」ではなく、 世界の循環を司る“生命の色”だということを。 失われた森の力と共に歩み、 少年は滅んだ国に再び命を灯していく。 色授を受けた者の中で、 緑を授かった者はほとんど迫害され、記録さえ残っていない。 だが、その“無価値な色”こそ、 やがて世界を救う唯一の力になる――。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/10/19
  • 現在の作品緑魔法で滅びた貴族、森で世界を取り戻す