あらすじ
1997年。
父の仕事の都合で新潟から福島の小学校へ転校した一哉は信濃川の桜を懐かしみ、転校先の学校の友達に教えられた松川の桜の下で一人の少女と出会う。
プルシアンブルーのワンピースを着た高潔な美を纏う少女に一哉は恋を覚えるも恥ずかしさのあまり逃げ出してしまった。
プルシアンブルーの少女・蘭は過去の苦い記憶により同年代の少年へ嫌悪感を抱くも、桜の下で声をかけてきた純真そのものの美しい眼を持つ少年へ向けた興味を捨てきれないでいた。
パステルブルーの空の下、互いを探して探し回る二人。
少年と少女は無事に巡り合えるか。
・第五回氷室冴子青春文学賞応募作品です。
※地名などの名称は時系列に沿った表記にしています。
※こちらの作品は星空文庫に投稿したものを加筆修正しました。