あらすじ
海の底で生まれた一人の人魚姫。
彼女は人間の世界に強い憧れを抱いていた。
しかし──その好奇心が、すべての運命を狂わせていく。
嵐の夜、沈む船、そして出会った一人の王子。
恋と禁忌の狭間で揺れる彼女は、
声と引き換えに“足”を手に入れ、人間の世界へ――。
けれど、その裏で海の魔女が動き出す。
王の死、王国の崩壊、奪われた海の力。
失われた命の泡の中で、彼女は再び立ち上がる。
愛のために、家族のために、そして自分のために。
──泡より生まれし、新たなる“海の戦姫”。
彼女の槍が、闇を貫く。