あらすじ
「いけず」
意地悪、と花乃は呟いた。鼻の奥がつんとする。
花乃の顔を覗き込んで、沖田が笑う。
「そこは、おおきにって御礼してくれるところだろう?」
胸を病んだ沖田総司と、彼の世話を言い付かった花乃。
沖田は食が細く、偏食家で我儘で、花乃を困らせる。
一八六五年、京都にて。
ほのかな想いを寄せる剣士の為の、町娘の御料理奮闘記。
***
富士見L文庫×カクヨム 短編小説コンテスト
「美味しい話」にて受賞いたしました!
短編集『飯テロ』に収録されます(2017/12/15発売)
沖田総司と花乃の本編
『幕末レクイエム―誠心誠意、咲きて散れ―』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882222562