あらすじ
放課後、いつもと同じ帰り道。
高校生・アレンは、信号の向こうに立つ白い髪の美しい青年と出会う。
懐中時計を手にしたその青年――ホワイトは、意味深な一言を残して走り去った。
「遅れると、君が消えるよ。」
気づけばアレンは、彼を追いかけて大きな樹洞へと落ちていた。
目を覚ますと、そこは見たことのない不思議な国。
空は逆さまに回り、花は歌い、時計は止まったまま――。
アレンを導くホワイトは、優しくもどこか悲しげな目をしていた。
彼の過去には、アレンの知らない“秘密”があるらしい。
そんな中、狂気じみた帽子屋の青年・マッド、キス魔のチェシー、
そして時間を支配する女王・ヴェルデがアレンの前に立ちはだかる。
迷い込んだこの世界は、ただの夢ではなかった。
――“君を選ぶか、この世界を救うか”。
ホワイトへの想いと、この国の運命。
やがてアレンは、逃げられない選択の時を迎える――。