あらすじ
ゲイであることを隠してホストをしている雅に、目惚れした翻訳家の北条鷹亮が、押しまくって最後はただで住居と食事を提供するから、「ヒモにならない」と誘う。同じ頃、新宿では「毒入り餌による犬猫殺傷事件」が起きていた。ホストを首になったため鷹亮と同居する雅。雅はネグレストを経て施設で育った過去があり、愛されることへの渇望と怖れを持っていた。雅の壮絶な過去を知り、自己的な欲望ではなく本当の愛を与えることに喜びを見いだし始める鷹亮。少しずつ互いの心が寄り添っていく。
鷹亮に想いを寄せる薫が嫉妬の余り、雅に刃を向けた。庇った鷹亮が刺され入院。過去のトラウマからネコになれない雅は、鷹亮に恋愛感情を抱いても結ばれることを拒んでいた。鷹亮の親友、ドラァグクイーンのアゲハがそんな雅の背中を押す。退院の日、二人は結ばれた。薫がまだ雅を狙っているとアゲハから聞き、外出時には鷹亮が付き添っていたが、ある日、急用で付き添いをアゲハに託した。その日、アゲハの所属するショーパブの友人から鷹亮に電話が掛かってきて・・・。