あらすじ

――ルールを守らない人は苦手だ。守らない人の気が知れない。

それなのに、どうして。

「25日だけとはいえ、心の底から嫌ってる野郎たちと一緒に勉強なんて……月森サンかわいそー」

ルールを守らない代表格の“困り者”たちと一緒にいなきゃいけないの……⁉



「俺にとっての努力は、救いにさえなってくれないんだよ」

頻繁に授業をサボる、学年一の天才。

「“そんなこと”で俺は殺された! ただの俺に価値なんてないんだよ……!」

不用品ばかりを持ち込むムードメーカー。

「もう誰にも迷惑はかけてない。だから好きなことくらい、好きなようにやらせろよ」

対人恐怖症の器用な発明家。

「周りがそう育てたんだよ、俺を。俺は俺でいることしか許されなかったんだ」

ギャップがすごすぎる大人気俳優。




ずっと、困り者だと思っていた彼らの素顔は……想像がつかないほど残酷で、抗っていて。

「私は……君にとっての都合のいい人間じゃない。勝手に救いになんてしないで」

だから“救われよう”なんて、考えないでほしい。



「俺、こよねに救われるために生まれてきたのかもね」

「……自分で這い上がってきた結果だよ、それ」


困り者な彼らと、ルール絶対主義な少女の抱えるもの。

それはきっと、互いに地上へと這い上がってくるものになる。



「今度はこよねと二人でお菓子作りたいかも……なんてなっ」

「月森がずっと傍にいてくれたら僕、多分幸せになれるよ」

「あはっ、こよねはきびし~ね。厳しいこよねも可愛くて好きだよ」

「……月森サンは怒ったり悲しんだりするより、笑ってたほうがいいよ。俺はそっちがいい」

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アルファポリス
アルファポリス2025/10/18
  • 現在の作品学園の困り者くんたちに好かれて困ってます!