あらすじ
故郷から一人離れた少年、シルフ。故郷を壊された少年、リオ。これは、決して交わることのなかった二人のモノガタリ。
■世界観
内環界と外環界を隔てる、環状の巨大な外壁。
神々が秩序維持の為、魔物達を封じるために築いたとされる。
名は《オディセウルム》──古語で「忘却と記憶の交差点」を意味する。
見た目:白銀の石でできており、昼には影を落とさず、夜には星を映す。
伝承:「この門は、始まりを閉じるために作られた。だが、始まりは常に揺らぐ。」
《オディセウルム》は“門”でありながら、誰も通れない。ある一説では、神々が残した唯一円環(神の力)を守るとされる巨大樹、ユグドラシルの入口なのではないかと言われている。
外環では、魔王ヴァルゼルナ=セイズが率いる、魔王軍の王国が築かれていて、魔物は全て外環にいる。
内環では、たくさんの種族が暮らしており、ヒューマン、エルフ、ダークエルフや精霊《セラフィム》などがいる。
■ストーリー
魔王の息子だったルシファ=セイズは三歳の時に何故か内環に入り込んでしまうという前代未聞のこととなり、幼い少年、リオに助けられ、内環の小さな村で暮らす。
十三歳の時にリオは帝都である勇者候補の集いに参加することにした。勇者になりたかったリオはルシフを連れ、帝都ヴァルギリウスに行くこととなる。