あらすじ
※これは、にゃんこさんとのコラボ作品です。
スタッ、と着地した。
来ると思っていた衝撃は、どこにもない。
——地面が、衝撃を吸い込んだのだ。まるで、この世界そのものが、私たちを受け入れてくれたかのように。
不思議な白い舗装路。
足元に漂う、淡く青白い霊光素。
未来と幻想が重なった街を、私は澪と並んで歩いていた。
ここは、現代に酷似した“未来の日本”。
技術と陰陽が融合した都市《理都(りと)》——そして、そこに眠る「如月」の真実。
そんな私たちが偶然辿り着いたのは、
鏡のように光を映す古びた扉の向こうに佇む、知る人ぞ知る名店〈透燐堂〉。
店主は、世界に二十四人しかいない名匠《透霧 優斎》。その孫娘、天真爛漫でドジっ子な元陰陽師見習い《透霧 澄羽(すう)》。二人の作る強力な装備は霊光素を操る。
――そして私たちは、知らず知らずのうちに、
未来と過去を繋ぐ〈理想郷(アルカディア)〉の扉を開いてしまったのだ。
時代を越え、世界が選んだ朝霧鈴叶と白峰澪という二人の少女。
ここから、二人の物語が動き出す。