あらすじ
―――遊佐 アギトは全て厭いていた。
無頼漢な人間性のどうしようもない父親、そんな父親に愛想を尽かして蒸発した母親、それに端を発する近所や周囲の人間との不和、それを嘲笑い小馬鹿にしてくる同級生…アギトは世界から孤立するように存在していた。
その悪評は巷の不良達の間にも伝わり、アギトは謂れのない因縁を付けられては喧嘩を売られ、相手を叩き伏せることで自分の存在を実感して過ごす荒んだ日々を送っていた。
そんなある日、アギトはいつものように喧嘩を売られ、相手を叩きのめして苛立ちながらバイクを走らせていると、自身の身体から発生している謎の白い光に気を取られ、バイクの操縦を誤ってガードレールに衝突して海へと落下してしまう。
そして、アギトが意識を取り戻した時。目の前には見たこともない世界が広がっていた。そんな未知の世界で、アギトは一人の少女と出会い自分が少女の手によって地球とは違う異星・ウォーアムに召喚されたと知る。