あらすじ
同性愛者であることに悩む玲衣(れい)と、虐待を受け心を閉ざす紬(つむぎ)、二人の男子高校生の、友達以上恋人未満の関係。
互いの傷を抱きしめながら愛のかたちを分け合う。「正しいもの」でも「きれいなもの」でもない
――矛盾した、愛と依存のあいだで揺れる二人の物語。
人物紹介
相馬 紬(そうま・つむぎ) 163cm/48kg
静かな高校生。
内には深い孤独と他人への恐れを抱えている。
玲衣と出会い、少しずつ「生きる」ということの輪郭を取り戻していく。無垢と諦念のあいだで生きる。
近衛 玲衣(このえ・れい) 176cm/60kg
明るくて不器用な高校生。
自己破壊的な優しさと依存性の交錯。
紬の存在を通して、愛と依存の境界を見つめいく。
相馬 優一郎(そうま・ゆういちろう)181cm/72kg
紬の義兄。
冷静で、完璧な高校生。
その完璧さの裏に、何の痛みも抱えていない空洞のような心を隠している。