あらすじ
行動が社会にプラスかマイナスか。
それが今の日本で、世界で重要視される。
知識や技術は、国にとっても、そして世界にとっても貴重な資源である。
そんな貴重な資源を守るため、監視社会が誕生した。
監視カメラを通じて、AIが人の行動にスコアをつける。
人々はトータルのスコアで生活が、人生が左右される。
高ければ社会にプラスであるとされ、よい生活を。
低ければ社会にとってメリットがないとされ、貧しい生活を送ることになる。
常時監視されている以上、一見犯罪も起きなさそうではあるが、事件は山ほど起きている。
小さな揉め事ならば、巡回ロボットが解決する。
大きな事件になれば、警察が出動する。
それでも解決できない事件や、スコアが関わるような事件では、各都道府県のPT安全保障監視局が調査する。
東京PT安全保障監視局で働くミナトは、ある事件を解決するため、初めて調査に向かう。
自らの体質を隠しつつ調べていくが、深層に近づくにつれて、社会の裏側が見えてくる。
この事件にはもっと何かがあるのではないか。
スコアがもたらした社会の闇とは何か。
近未来を舞台にした、SFファンタジー。