あらすじ
篠宮透真、39歳。
ブラック企業で心を削りながら生きるだけの日々。
「このまま終わるくらいなら、いっそ過去をやり直したい」と、
彼はタイムリープにのめり込んでいた。
そんなある夜、透真のスマホが勝手に光り出す。
それは、幽霊と会話できるというアプリ《ネクロトーク》のメッセージだった。
半信半疑で話しかけるうちに、透真はその“声”に惹かれていく。
「もしかして……あんたも一緒に、タイムリープしたいってことか?」
「幽霊なら、俺が過去に戻れば生きてるあんたに会えるってことなのか?」
「……それは、過去に戻ってあんたの死を回避できるってことじゃないのか?」
やがて透真は、その声に導かれ、奇妙な実験を始める。
失った時間を取り戻すための、最後の賭け。
だが、その選択が、彼の運命を想像もつかない場所へと連れ去っていく。
絶望の果てで出会った“相棒”と共に、透真は時を越え、運命と対峙する。