あらすじ
今日の西野桜和は恋人の阿部冴弦と初めてスポーツ観戦デートをする。そのために、髪型も可愛らしくポニーテールにした。もちろん、冴弦に可愛いと思ってもらいたいからだ。
しかし、スタジアムに行くと、いつものサポーター仲間とつい話し込んでしまい、冴弦がヤキモチを妬いてしまう。
気持ちがすれ違い、冴弦が帰りそうになるのを桜和は止めて、お互い自分の素直な気持ちを伝え合う。
スタジアムの喧騒と真っ直ぐな互いの想い。ようやく繋がり、笑顔で観戦デートが終わる。
朝、鏡で見た時には見えるところに付けられたキスマークに若干困ったが、試合が終わる頃には誇らしくさえ思えた。
自分は冴弦のものなんだという証。――赤い華が。
桜和はポニテを揺らし、また一緒に観戦デートにこようと心で誓うのだった。