あらすじ
「認めたくないものだな、若さゆえの過ちというものを」
帝都で仮面の商人を営む俺、ハイデン・グリーンウッドは、こぼした。
転生時に「商人として成功したい」と、能力値を『カリスマ(イケメン)』に全振りした結果、前の街では伯爵夫人に目をつけられ、あわや縛り首。――それ以来、美女は鬼門だ。
だから俺の望みはただ一つ。誰にも注目されず、平穏にビジネスを拡大すること。
そのはずだったし、商会を設立するくらいには上手く行っていた。
正体を探ろうと、この世界でも指折りの実力者である伝説級の美少女錬金術師に目をつけられるまでは。
我が武器は剣でも魔法でもなく、このゲーム世界の「仕様」を知り抜いた元Modderとしてのシステムへの介入能力だ。
この能力をもって、なんとか無事平穏な人生を終生送りたいのに・・・。