あらすじ
ニホン帝国のとある花街のお茶屋にて。
師匠『綴実(つづみ)、……悪いけど、今日から魔法の国 アデル皇国に行って、魔石代を稼いできてくれ。』
綴実『……ええっと、……お師匠様、つかぬ事をお聞きしますが、……それは一体どういう意味ですか?(顔面蒼白な黒髪の青年)』
師匠『…………売った。(ため息をつきつつ、懐から煙管を取り出す白髪ロン毛の丸眼鏡美丈夫)』
綴実『…………はっ? ……何を?』
師匠『お前をだよ。(綴実から顔をそらし、煙管を口に咥える流し目美丈夫)』
綴実『…………な、なんですって〜〜⁉︎』
──とある花街『暁』の隅っこで、用心棒として暮らしていた青年『綴実(つづみ)』は、ひょんなことから海の向こうに位置する魔法の国『アデル皇国』へ出稼ぎに行くことになる。
アデル皇国では、とある金髪の青年『ミカエル』が、自身の生まれ持った特異体質に自らを蝕まれ、苦しんでいた。
そんなこんなで何の因果か必然か、綴実とミカエルは、同じ魔法学校の生徒となり、寄宿舎でも同じ居室で暮らすこととなる。
『……おい、タンポポ頭。……俺の寝室に一歩でも入ってみろ。……燃やすからな。(綴実をギロリと睨みつける金髪美青年ミカエル)』
『はいはい、分かってますよーっと。(ミカエルからのお言葉をさらりとかわしつつ、ズダ袋の中身をソファーの上に広げる綴実)』
『…………チッ。(人を殺しそうな目付きのミカエル)』
…………仲はよろしくないみたいだが、この二人が、これからバディとして沢山の事件に立ち向かっていくお話。
『はぁ、……俺、ここで上手くやっていけるかな。(綴実)』
※本作品と自作の他作品の世界は全て繋がっております。
※予告なく加筆修正致します。