あらすじ

榊原透は、不眠症の夜に不動産サイトを眺めるのが習慣だった。 他人の家の間取り図を見て、そこで暮らす人々を想像する。 それだけで、孤独な夜が少し温かくなる気がした。 ある夜、透は奇妙な物件を見つける。 玄関から寝室まで、ちょうど13歩で辿り着く間取り。 過去の入居者のレビューには、不可解な証言が並んでいた。 「夜中に無意識に歩き回ってしまう」 「気づくと玄関に立っている」 「13歩目を踏み出した瞬間、何かが完成する感覚がある」 透は、この「13歩の法則」を持つ物件を全国で発見し始める。 23件、47件、103件……数は増え続けた。

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カクヨム
カクヨム2025/10/17
  • 現在の作品間取り図の呪い ~Kが設計した家に住んではいけない~