あらすじ
──西暦2601年 トウキョウ市。
「科学」と「魔法」が共存する世界において、重要なのは”共生”であった。
人々は魔法の使用を極力控え、科学文明に頼った生活をすることで平和を保っていた。
そんな日々の中で、魔法が役に立つのは──そう、緊急時だ。
通常武器では倒せない”脅威”が現れたとしたら──。
「大罪の魔族」。
人間に感染し、その生まれ持った”罪”を取り込んで増殖する 「シンウイルス(大罪ウイルス)」。
感染した者の肉体は変異し、やがて「魔族」と化してしまう。
精神をも支配された魔族らは、それぞれの”本能”に従って欲をむき出しにし、暴れ狂う。
そのような大罪魔族──「大罪感染症」の”患者”に対し、人々は”迅速な殺処分”以外の対処を取れなかった。
だが、精神をコントロールできる魔族も確かにいた。
彼らは肉体さえも”人の姿”に戻し、人間社会に紛れ込んで暮らしていた。
「悪食のセーラ」と「狂愛のソーダ」。
高額の奨学金目的で「勇者高専」に入学した彼女らもまた、精神をコントロールできる魔族だった。
大罪感染症に対しては危機感は持っておらず、親友同士で、それはそれは怠惰な日々を送っていた。
だが、ある日を境にソーダの魔力が突如暴走し、人間社会での生活が困難となってしまう。
そこで二人は私立探偵のサキュバス「イノセント」と協力し、ソーダに”呪い”をかけた謎の組織「ギルティ・ナイツ」の正体を暴くため、仕方なく動き出す。
これは、魔族JK二人とその仲間たちの、”大罪”をかけた戦いの物語──。