あらすじ
ジドーヴェン王国の子爵令嬢であるアンジェラ・ローズ・サリヴァン。
貧乏ではないが、かといって裕福でもない。ごく普通の地方貴族の娘として家族と慎ましく暮らしていた。
アンジェラが18歳になった時。貴族の慣習により、3年間後宮にて奉公する事になった。
アンジェラは迫力がある悪女顔。美形の部類ではあるが、『呪術が得意そう。』『人を呪い殺した事がありそう。』と言われるぐらいの悪女顔。
少し微笑んだだけなのに相手が土下座する、嫌味を言い返すと恫喝と思われ……。
「私の顔って、王都では案外使い道ある?」
アンジェラは、『悪女顔』と図太い性格を活かして都会の貴族令嬢たちからの嫌がらせをのらりくらりと交わし、王女にうっかり気に入られ王子付き侍女になり、王族の信頼を得て後宮女官になったり……。
しがない地方貴族の子爵令嬢が、後宮女官長にまで登り詰めるまでのお話し。