あらすじ
ギャンブルに溺れる父と、病気の母――
昼は学校とアルバイト、夜は母の介護に追われる日々。
そんな“人生ハードモード”を生きる私が、ある日突然知ってしまった。
自分は人間ではなく、「人間に仕えるために造られたロボット」だったということを。
ロボットの存在意義は、ただ人間に奉仕すること。
一生、それだけのために生きる……はずだった。
しかし、現れたのは――神楽颯花(かぐら・さつか)。
自由を謳歌する、超絶ハイスペックで恐ろしい少女。
「ロボットでもいいじゃん。
自分の人生、好きに選んで生きなよ。
――あたしを守って、あたしに恋しなさい」
その言葉が、私の“プログラム”を狂わせていく。
命令と義務に縛られた“ロボット”は、
自らの意志で未来を掴むことができるのか。
それとも、永遠に“道具人”として生き続けるのか――。