あらすじ
癖強α第六王子✕薄幸ど根性Ω の物語、ここに開幕!
7年前に家族を殺され、一人きりになったリナルド。
男爵家の次男であったが、まだ幼くΩであった彼は男爵位を叔父に譲る。
家族を襲った強盗からリナルドを救ってくれた従兄のエネアだけは、常にリナルドを守ってくれたが、義理の両親となった叔父叔母、総入れ替えされた使用人たちは、Ωのリナルドを虐げ、冷遇してきた。
それは、リナルドを可愛がるエネアがいつまでも婚姻を避け続けていることにも由来していた。
一般的に番を持たない年頃のΩが屋敷に居るのは、良家の子女からすればすでに愛人が住んでいるように映る。
リナルド自身も自分のせいでエネアに、迷惑を掛けていることを実感していた。
よし! 屋敷を出よう!
リナルドは来月には成人を迎える。もう、誰の後ろ盾もなく、一人で生きていけるのだ。
夜な夜な、屋敷を抜け出し酒場で働いていたお金で、コツコツと独り立ちの準備を進めていた。
そんなリナルドの計画が崩れ去るのは、突如男爵家に現れた、第六王子、レイのせいだ。
「こんなところで会うとはな?
昼は貞淑な使用人、夜は淫らな商売Ωか」
レイは酒場で働くリナルドを見つけ、脅し始めた。
レイの、秘密の仕事を手伝わせるために。
最悪な出会いを果たした二人は、互いに衝突しながらも、協力して事件を解決していく……
しかし、リナルドが想像もしていなかった事実までもが明らかになっていき……──
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10/20最終回目指して、毎日数話更新予定です。