あらすじ

困ってます。義兄に、愛されすぎて。 華族の令嬢として何不自由なく生きていた志乃は、妹にすべてを奪われた――家も名も、そして愛した人・律までも。 妹が義兄と結婚した日、志乃は微笑みながら紅いドレスに袖を通す。 それは祝福のためではなく、終焉のための衣。 大正十一年、桜散る東京の夜会。 社交界に流れるのはシャンデリアの光と、噂と、女の復讐。 「お姉さまには、それがお似合いよ」と笑う妹。 「奪われたものばかり数えるのは、哀しいことですわ」と微笑む志乃。 愛か、狂気か――炎の中で交わる視線の先、ひとつの指輪が紅に溶けた。 これは、愛に焼かれた令嬢の物語。 紅椿のように咲き、そして散る女の、大正浪漫修羅場劇。

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エブリスタ
エブリスタ2025/10/16
  • 現在の作品義兄に溺愛されすぎて――妹に全て奪われた元令嬢、紅いドレスで踊りましょう。