あらすじ
熱烈な求愛によって王太子フィリップと結婚したヒルデガルド。しかしその三年後には謀反の罪で殺されて、実家であるヴァレンシュタイン侯爵家ごと葬られてしまう。そして気がつくと四年前に戻っていた。
二人の兄や幼馴染のディートリヒを二度と殺させるものかと策を巡らせる。最初の一歩として選んだのが公爵であるディートリヒとの契約結婚だった。
ヒルデガルドは過去の知識を使って大切なものを守り抜くと誓った。
だが自分が知っている過去とは違う出来事が起こり始め、過去の知識だけには頼れないことを悟った。
契約結婚とは思えないほどディートリヒの距離が近いことに戸惑いながら、ヒルデガルドは今日も奔走する。