あらすじ
私はよく恩師から叱責されました。
『君は心構えが足りないよ。ダメだな』
私はこの言葉の意味が分かりませんでした。
国語辞典で調べたんです。
そうしたら次のように書かれていました。
『心構えとは、物事に対処するための心の準備や覚悟をする言葉です。
予想される状況に対して精神的な準備を整え、適切に対応するための準備を意味することです』
私はやっと心構えについて合点がいったのです。
さて、私は20歳の大学2年生。
名前は瀬尾翔太。
家族は父親の瀬尾正樹(45歳)、
継母は瀬尾すず(33歳)。
先月、父親の正樹が再婚したのです。
私には妹の、初音(17歳)がいます。
私たちは4人家族なんです。
父親の正樹は神戸の元町に個人医院を開業している町医者です。
継母のすずは看護師として正樹の医院で働いています。
普段はとても仲の良い家族なんです。
ところが、継母すずには人には話せないないある秘め事があったのでした。
この小説の物語の始まりです。
この小説に登場する人物や施設名など、同じものがありましても一切関係ありません。
この物語はすべてフィクションです。
そのつもりでお楽しみ下さい。
さて、継母のすずは父との結婚に際して、私たち家族を前にして、継母としての心構えを話したのです。
「本日から貴方たちのお母さん(継母)になります。
つきましては、私の母としての心構えを聞いて欲しいのです。
私の心構えは、貴方たちが困難な状況に直面した際や目標に向かっていて挫折した場合、私は貴方たかを積極的にサポートします。
私はどんなことにも適応力の向上を図り予期せぬ事態にも冷静に対処します。
看護師として貴方たちのストレスの軽減を図ります。
貴方たちの不安や緊張感を和らげるよう、母として愛情を持って接します。」
この物語の始まりです。