あらすじ
大学生活の春。
一人暮らしを始めるという葉月律琉(はづき りつる)に、
同級生の早咲樹矢(はやさき みきや)はこう告げた。
「お前、一人じゃ生活できそうにないから。俺が一緒に住んでやる」
お菓子作りが大好きで、恋愛には少し鈍感な律琉。
そんな彼に惹かれながらも素直になれない早咲。
“同居”という名の距離の中で、
ふたりは少しずつ、恋を知っていく。
一方、律琉の親友・金橋悠太(かなはし ゆうた)は、
アルバイト先の食堂の店長・松原涼春(まつばら すずは)に心を揺らしていた。
穏やかで大人びた笑顔の裏に、
彼が隠してきた想いがゆっくりとほどけていく。
――恋のはじまりは、
いつも日常の隙間に、ふっと忍び込む。
ツンデレ同居人×甘党男子。
包容力のある年上店長×天真爛漫な大学生。
それぞれの恋がゆるやかに交差して、
4人の心が少しずつ溶け合っていく。
甘くて、ちょっと不器用な恋の物語。
“恋を知らなかった彼らが、恋を覚えていく春”。